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2022.07.27 活動報告

岩手山麓地区~雫石町との懇談会開催

地域の課題は自社の課題を自覚する
7月27日(金)岩手山麓地区と雫石町との懇談会が雫石庁舎内会議室で行われました。
当日は、雫石町から政策推進課 川崎課長をはじめ3名、山麓地区会員8名、ゲスト1名あわせて12名での懇談を行いました。
2017年に岩手山麓支部を立ち上げ、現在は岩手山麓地区として活動をしていますが、
地域の現状をもっと詳しく知るためにも行政の計画と課題を知ることで連携していけることがあるのではないかということで始めて雫石町との懇談の場を設けることになりました。
最初に櫻田支部長より、「行政との連携を進めていける第一歩のキックホフとしたい。」
次に雫石町の川崎政策推進課長より「行政も厳しい中ではあるが、活発な意見交換の場にしたい。」とお二人から挨拶があり、懇談に入りました。
初めに川崎課長より今年度の取り組みと課題についてお話しいただきました。
雫石町は今年度①若者の移住定住と少子対策の推進②ポストコロナを見据えた経済対策の推進③生涯を通じた学びと健康づくりの推進④インフラ整備と持続可能なまちづくりの推進、この4つの柱を重点事業に置き、取り組んでいく計画になっています。しかし現在の一番の課題が人口減少です。このまま進むと、企業の担い手の減少、コミュニティの維持、そして現在5校ある小学校の存続などが厳しくなっていきます。そこで町としては、移住の推進、子育て支援、町の魅力、地元企業の情報など発信を行っていますが「今後はより多くの企業の情報も一緒に提供して行きたい。」と現状を話していただいた後、意見交換に移りました。参加企業からは、「自社でやるべきことを自覚することが大事。」「1社1社自社の存在を確認するべき。」「まずは会社の環境をつくること。」など行政だけの問題ではなく地元で存続していく企業側の意識の重要性を考える時間になりました。