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2022.09.02 お知らせ

2022北海道東北ブロック支部長・地区会長交流会~3年ぶりの対面開催に喜びも刺激もひとしお

北海道東北ブロック支部長・地区会長交流会が9月1日(木)~2日(金)、宮城県仙台市のパレスへいあんにおいて開催されました。北海道、東北各地同友会から105名の参加で3年ぶりに対面で行われましたが、途中何度もオンライン開催が提案される中、設営を担当した宮城同友会の鍋島代表理事が対面での開催の意義を確認、晴れて北海道東北ブロックの支部地区役員の皆さんが仙台に集い、久しぶりのリアル開催で行われました。岩手同友会からも16名が参加して熱心に学び合い交流しました。

第一日目は北海道同友会曽根一代表理事の企業1000件訪問、青森同友会安保支部長のかかわり合う支部づくりについて報告され、それぞれの地域で現在どんな課題に取り組み、何にぶつかっているのか率直に出し合い、真剣な議論が展開されました。

引き続き行われた二日目午前中の実践報告では、宮城同友会後藤氏の南三陸の戸倉かき部会の復興と協働の11年の取り組みが話され、津波で多くの方が亡くなり地域が壊滅的な被害を受ける中で、立場や意見の違いを乗り越え地域が結束していった実践事例に感動の輪が広がりました。その後の討論では、それぞれの地域を思う決意に、グループ討論でじっくりと各地に持ち帰る想いを醸成させた時間となりました。

岩手から参加した16名の皆さんは、「ぜひ10月4、5日に開催される岩手での中同協役員研修会でも、今日のような素晴らしい雰囲気の、意欲が湧く場をつくろう」と想いを共有した時間となりました。以下参加された皆さんの声をご紹介します。

 

(株)盛高商店 代表取締役 工藤尚氏

入会してまだ1年にも満たない参加でしたが、北海道、東北のそれぞれ支部地区で活躍されている皆さんと交流することができたのが何より刺激になり、自分自身の今後の励みになりました。今回一番学んだのは「同友会活動と会社は車の両輪である」ということでした。本当にそういう経営をめざし頑張りたいと感じた、勇気とエールをもらえた2日間でした。今年は第16期経営指針実践塾の受講に始まり、企業での取り組み実践、そして他県の皆さんとの深い交流と、自分自身にとっても会社にとっても大きな変化の年となりました。

 

(株)ニコニコ総合企業 代表取締役 大﨑博晃氏

今回の実践報告で北海道同友会の曽根氏の報告を聞き、本当に楽しんで会員訪問をして同友会を伝えている姿を感じました。今、自分自身、地域の企業に声掛けをすることに躊躇していたところがありました。現在宮古地域での例会を毎月取り組み始めており、地域で広げていくことをもう一度一から頑張ってみたいと思いました。

グループ討論では他県の皆のお話を聞きながら、同じ悩みを抱えていること。そして、その悩みを実際リアルに討論することができたので、改めてグループ討論の大切さを実感しました。

 

東北酸素(株) 代表取締役 千葉厚氏

各地の役員経験者や様々な年代の方々と交流する機会をいただき、沢山の学びをいただきました。なかでも一番学んだのは、何事もコツコツとあきらめず地道に実践していくことの大切さでした。3つの報告はそれぞれに各地の実践の特長が出ていて、深く学ぶことができました。また、グループ討論では、各県それぞれ違いはありますが、共通しているのは「会社も同友会も良くしていきたい」という思いを感じたグループ討論でした。

 

信幸プロテック(株) 専務取締役 村松直子氏

今回初めての参加だったため不安がありましたが、参加してみると同友会歴や立場は関係なくざっくばらんに語り合う雰囲気で、現在の悩みや問題をお互いに出し合い、たくさんの気づきや学びがありました。私は委員会に所属しておらず、支部・部会からの視点しかありませんでしたが、他県の例では課題解決の場である委員会を重要と捉えており、会員に委員会の種類や内容をいかに周知し活発に活動するかに力点を置いていて、委員会メンバーが支部に学びを持ち帰り毎月の例会テーマとして共有していることを知り、組織を全体像でとらえて全体を活発化していく視点を持つことができました。今後も他県と情報交換したり例会交流したりする機会からお互いの課題解決につなげていきたいと思います。