同友会ニュース−活動報告

【06.04.24】第16回定時総会報告

人を生かす経営

   4月21日(金)南部会館サザンパレスにおいて第16回定時総会を開催しました。当日は70名が出席、金融機関、盛岡市からもご来賓を迎えし、今年度のスタートを切りました。総会に先立ち、記念講演として㈱千代田エネルギー 会長(中小企業家同友会全国協議会元会長)の田村謙堂氏に「人を生かす経営」をテーマにお話しいただきました。田村氏は東京同友会設立翌年の1958年に会社を引き継ぎ、同時に同友会に入り先輩経営者に学びました。以来48年の体験をもとに、時間を追ってお話いただきました。
 以下講演の要旨をご紹介します。

筋金入りの経営者集団

 田山さんが経営を担ったのは25歳。当時の同友会はまだ、100名に満たない(現在は約3万8千名会員)状況でした。それでも一人ひとりの経営者は本当に筋金入りでした。自分の経営のことだけではなく、日本全体の中で大変厳しい状況におかれている中小企業の環境をどうしても改善をしていかなければならないという、非常に広い視野に立った中小企業の集団だったといいます。そんな中に身をおいた田山さんですが、当時まだ25歳。経営のことは右も左もわからない。それでも社員に「どうすれば会社が良くなるか一緒に考えよう」と、膝詰めで向き合います。
 しかし、なかなか応じてくれない社員。そこで田山さんは自分自身の経営についての考え方を経営理念として3つにまとめ社員へ提案、更に経営計画に社員の意見を反映し、信頼を得るために、要望のあった社内設備の整備からはじめました。そこから次第に労使の信頼関係が深まっていきます。

社員は真剣に会社のことを考えている

   「社員は私たち経営者が考えている以上に、自分の会社のことを真剣に考えてくれているということがわかった。社員に意欲がわかない最大の原因は社長自身ではないか」と、社員との関わりを重ねる中で、田山さんは経営者の責任の重さを実感していきました。
 「同友会で労使見解(中小企業の労使関係の見解)を勉強したり、先輩経営者から経営指針のつくりかたや、経営指針を社員と実践していくことがいかに大切かを聞き、自分で実践したからおかげで危機を突破できた」当時を振り返って話します。労働争議、オイルショックを経験し、そのなかで情勢を正確に捉え、社員と全社一丸で乗り切ってきた田山さん。その実践の根底に経営者の責任意識、経営指針の実践がありました。

活動から運動へ~400名をめざす

 参加者の感想には「いかに自分のいる環境が恵まれているかがわかった。景気のせいになんかしていられない」「社員が心から納得する経営理念とはどういうものか再考したい」「社長一人の力では何もできない。社員から信頼できる人間として、認めてもらえる経営者になることが先決だ」など、自社や自分を振り返るものが多数寄せられました。
 またその後行われた定時総会では、スローガンに「岩手の未来は我らが創る!」~同友会活動を深め地域再生の大運動へ広げよう~が採択され、今年は「活動から運動へ」を合い言葉に400名会員を目指すことを確認しました。

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