同友会ニュース−企業訪問

【07.01.14】初めての経営指針発表会(こうや呉服店)

戸惑いが確信に変わるとき

こうや1  こうや呉服店の第83期経営指針発表会が、1月10日北ホテルで行われました。昨年の岩手同友会第2期経営指針を創る会に参加し、初めて経営指針を完成させました。そして83期のスタートに当たり社員全員が参加、外部からも来賓を招いての発表会となりました。
 初めての雰囲気に社員の皆さんは緊張で一杯です。「経営理念、経営指針に社長が一生懸命取り組んでいるのは知っていたが、自分たちも関わるの?」という、戸惑った表情が見て取れます。

経営指針は進化の書

こうや2  そんな雰囲気を見て、来賓あいさつに立った、岩手同友会代表理事の村松幸雄氏(㈲信幸冷熱サービス社長)は、皆さんこれだけ沢山の企業がある中で、目指す目的と方向がこうした形で明確になっている会社は、ほんとうに少ないのです。皆さん誇りに思ってください。とエールをおくりました。
 また「この初めてつくった経営指針を大切にしてほしい。これは進化の書です。これが土台になって、前年の行動を確認し反省し、1年1年重ねていく。その積み重ねの先に5年10年先の夢の実現があります」と初めての発表会への祝辞を述べました。

この街とかかわり続ける

こうや3  指針の発表では、高屋社長から「これまで社長の一方的な指示で、自分本位で経営してきたことに気づきました。これからは皆さんとお客様と、お互いが共に成長し合える、一緒に人生のビジョンを共有できる仲間として未来を語り合いたい。大きな夢実現へ向けて、自然息づく人に優しい街をつくるためにこの理念を掲げました。」とあいさつ、その後経営理念と方針まで具体的に発表されました。
 ひと言ひと言に頷き、指針書の文字を一つ一つ目で追う社員。「お客様に安心していただき、元気になっていただくために。そしてもっともっとこの素晴らしい地域を知ってもらうために、南部寺子屋を行います。この街と関わり続けます」「着物文化を守るために我々が本気で望まないと、この文化は廃れてしまう。地域の歴史と文化を衣を通して守り育てて行きたい。この理念を広めるために10年後は、4店舗を実現したい」との社長の真剣な発表に、初めは何が起きるか不安そうだった社員の表情が、変わっていきました。

社員はその瞬間を待っている

 こうや4  その後のグループ討論では、「この理念をどうしたらお客様に伝えられるか」をテーマに意見を交換しました。フリーディスカッションでしたが、いつの間にか「何を安く買うか、ではなくどこで買ったか」が大事では、という意見や、「指針書にある『お客様を元気にする・・・』この方針の実現って本当に難しい。忙しさを理由にして怠っていることはないか、再確認してみよう」「様々な売り込みで疲れているお客様を守って差し上げないと。安心していただくとはそういうことではないか。私は商品の安さが魅力ではないと思う」など、早速理念、方針に沿った話し合いがなされていました。 

実践の積み重ねでしか夢の実現はない

 こうや5  社員からの感想では「社長がこの2,3日間寝ていないことは知っていた。並々ならぬ決意が伝わってきた。皆で協力し合ってこの経営指針を実現しましょう」との店長からの言葉に、社長の目頭が真っ赤になっていました。
 経営指針はつくっただけでは、何も変わりません。それを社員と全社で共有し、一日一日、一つひとつ、薄紙を重ねるかのように実践し確認し続けて、初めて結果が出てきます。今回の発表会で、社員は誰しも、自分が主役になる瞬間を待っていることを実感しました。

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