同友会ニュース−活動報告

【08.07.23】私は一生よいお菓子をつくる~盛岡北地区7月例会

和菓子とは我が子であり、わが師

討論  7月18日盛岡北地区7月例会が開催されました。報告者は(有)馬ッコ本舗みやざわの代表取締役の宮澤祐一氏。「伝統菓子文化をくずさず新しいものをつくる」~四季折々をお菓子にたくして~をテーマでご報告いただきました。
 宮澤氏は昭和58年、26歳の時に結婚と同時に栃木県からの妻の故郷である盛岡に来ました。当時公務員でしたが、家業の和菓子屋を継ぐことを決意しました。全く未知の世界に入ったので何も分からい状態でした。
ある時義父に連れられ盛岡でも大変有名な和菓子職人の先生に教えをいただきました。「和菓子とは「我が子」であり「わが師」である。菓子は子どもと同じ。100作れば皆それぞれ違う。だから作って育てていかなければなれならない」という言葉をいただき大変衝撃を受けました。

人間は壁にぶつかって強くなる

討論  日々ただ、ただ菓子をつくる毎日。営業時間が終わってから、書物を山ほど持ち込み、見よう見まねで毎日深夜まで試行錯誤を続けました。ある時、心配して様子を見に来た妻に「どうしても自分の思うような菓子ができない」と気持ちをぶつけてしまいます。その時妻は、「当たり前じゃない。そんなにあせらなくてもいいんじゃない」と宮澤氏を励ましてくれました。その時、人間は壁にぶつかって強くなる、失敗からしか学ぶことしかできない、人生に無駄なことなどひとつもないということを感じました。この気持ちが今でも支えになっています。

子どもたちから学んだ地域を支える意味

討論  PTA活動にも積極的に携わりました。これが宮澤氏にとって大きな体験となります。沢山の関係者の方と接することで、親がどうあるべきか、学校はどうあるべきかなど、経営者の目から見て何が大切かじっくりと考えるきっかけになりました。
その地域に暮らす家族、その地域の学校に通う子どもたちは、地域の商店街が支えていかなければならない。しかし残念ながら街はどんどん衰退しているのが現状です。そしてその仕事を受け継ぐ後継者も少ない状況です。
「嘆いてばかりはいられない。まだまだ地元商店街の果たす役割はあるのではないか。だから我々が自分の仕事をどんどん発信し、元気を出してこの地域を支えているんだ」と強い気持ちを持って発信していかなければと宮澤氏は熱く訴えかけました。
 

本当においしいわよ

討論  茶道の先生とは菓子を通じてお会いすることが多々あります。ある時80歳を過ぎたご年齢のその先生から「宮澤さんのお菓子は本当においしいわよ。こんなおいしいお菓子を作る宮澤さん。これからも私と一緒に成長していきましょうね。」と言われました。宮澤氏はこの言葉に感激し、「これが伝統を守りながら想いを伝えていくこと。私は一生よい菓子をつくろう」と心に決めました。
 「これからもわが社はお菓子を通じて地域の皆さん、わが社を支持してくださるお客様とコミュニケーションをとりながら、わが社の誇りであるスタッフと健康と感謝の心を持って頑張っていきたい」菓子を通じて共に成長する。そんな老舗菓子店の取り組みから、参加者それぞれが自社の地域での存在について見つめ直した例会となりました。

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