同友会ニュース−中小企業憲章

【09.10.03】[シリーズ]中小企業憲章と私②

地域より自社優先だったが

憲章と私1 岩手同友会 気仙支部長 (株)高田自動車学校 代表取締役社長 田村 滿 氏

 私は父親から会社を引き継ぎ、経営者になりました。初めは、地域よりも自社が優先。それ以前に自分が優先でした。同友会の三つの目的の中でも、よい経営者になろうと最初に考えました。目指して取り組んでいくうちに、よい経営者はよい会社をつくる事に結びついていくと感じました。そして、自社をよい会社にしようと考えていくうちに、地域、つまりよい経営環境に繋がると考えました。

人口が少なくなれば経営ができない

憲章と私2  今、自動車の免許は誰もが持っている時代。つまり18歳以上の人が我が社のお客様です。18歳人口が我われにとっては非常に重要であることから、地域内のゼロ歳から一歳刻みの人口動態を毎年調べました。データをグラフにして見てみると、18歳以降の人口が極端にへこんでいました。減っている原因は出生率だけではなく、進学で県外へ出て、そのまま就職し故郷へ帰らず、地域からいなくなってしまう事が分かりました。人口が少なくなれば、我が社の経営はありえません。つまり、経営環境が良くなっていかないと、我が社の経営も危ぶまれる。やはり地域あっての我われの企業だなぁと思う訳です。

地域を挙げて新しい仕事をつくる

憲章と私3  だからこそ、地元に我われ中小企業家が無数に新しい仕事をつくり、雇用を生み出していかなければなりません。そのためには、我われだけではなく、地域をあげて同じ方向に向かうために行政、商工会議所など、他の経営者団体の力も必要であり、そして私たち自身も一層力を付けていかなければなりません。そうしたみんなが一帯となってつくっていく、地域と企業を元気にする取り組みが中小企業振興条例制定運動、そして憲章制定運動につながればいいと私は思います。

地域があり続けるために

憲章と私4  私は、みんなが同じ思いで同じ目的に向かって自然に取り組む事が、運動と呼ばれるものだと考えています。私はただ自社、そして地域の事を考えて取り組んでいるだけの事です。
もし我われがやらないと、この気仙地域はなくなるでしょう。私は現在62歳です。数年後には経営の第一線からは退いているでしょう。しかし、この地域には沢山の人々が生き暮らしています。だからこそ、この気仙地域はあり続けなければなりません。年代を越え、さまざまな組織の枠を越え、地域の人々の暮らしを守るという思いを一つにし、手を取り合い、取り組んで行かなければならないと思っております。

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