同友会ニュース−活動報告

【12.12.16】「地域の未来は我われが創る」気概を~第5回中小企業憲章・条例学習会開催

地域の未来のくらしをどのように創造していくのか

 憲章1  盛岡商工会議所と岩手同友会の共催による中小企業憲章・振興条例学習会は、12月11日の開催で第5回目を迎えました。2010年6月に閣議決定された中小企業憲章ですが、その理念を推し進めるのはそれぞれの地域です。
 一歩ずつ復興に進む岩手、この地域の未来のくらしをどのように創造していくのか。若者が根付く地域、働く場としての中小企業の姿をどう確立するか、など中小企業の立場から議員の皆さん、金融機関の皆さん、行政の皆さんと共に考える機会として設けたのがこの学習会です。
 県議会、盛岡市議会の議員、岩手県、盛岡市の職員、盛岡商工会議所中小企業振興委員の皆様など毎回参加者は30名を越え、地域の未来を真剣に語り合う姿があります。

八尾市中小企業地域経済振興基本条例から学ぶ

 憲章2  今回の第5回学習会は、大阪八尾市の八尾市中小企業地域経済振興基本条例の立案に深く関わって来られた、藤原義春氏(㈱藤原電子工業・代表取締役、大阪同友会八尾支部長)をお迎えしました。
 八尾市では2001年に中小企業地域経済振興基本条例が施行されました。しかし施行から10年が経過し、企業を取り巻く地域の環境は大きく変化しました。「より時代に即応した条例へ改正しよう」と地元企業も深く関わり意見を出し合い、昨年2011年7月に八尾市中小企業地域経済振興基本条例として公布・施行されました。
 条例の制定は、地域の中小企業の自立意識を高め、新たな異業種交流活動も生まれました。また八尾の中小企業のものづくりが、どんなに人々のくらしを支えているかを小学生に伝える映像を教育委員会と協同で作成するなど、地域ぐるみで中小企業を支え、共に考えていく場をつくり出しました。

自覚ある中小企業を地域に無数につくる

 憲章3  藤原社長は、条例の制定は自立していく企業家を育て、自覚ある中小企業を地域に無数につくること、そしてこの街をどうしていくんだ、という議論を積み重ねる土壌をつくること。あくまでも議員の皆さんや行政の職員の皆さんに条例を作ってもらう、ということではなく「街をつくるのは我々」という気概が重要、と強調されました。
 そして最後に同友会の3つの目的に照らし、「よい会社をつくる」ことは社員にとって働きがい生きがいのある、地域からは技術や能力が本当に必要とされる会社になっているかということ、「よい経営者になる」ということは自覚的、自立型の会社をつくること、最後に「よい経営環境をつくる」とは地域に必要なものを守る会社をつくること。例えば魚屋さんと鉄工所が組むような連携で、地域に残る文化や環境を守ることができる中小企業をつくること、とご自身の条例に関わって来られた経験からお話されました。

条例と社員の働きがい、生きがい

 参加者からは、「条例と社員の働きがい、生きがいが結びついてくることが衝撃だった。経営者の責任について考えさせられた」「行政の職員の皆さんを最も信頼できる仲間として向き合っていることに感動した」「私達自身が誇りを持って、主体的な役割を果たさなければと、あらためて思った」「意識の高い県内の中小企業ともっと広く深く手を組むために、自覚ある企業へ声をかけ続けよう。やはり会員増強が大切だ」など、万人が幸せになることが条例の真の目的であることをあらためて確認した学習会でした。

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