岩手リアス支部　８月例会　（１７時３０分～１９時００分）／納涼会（１９時００分～２１時００分）

８月例会　テーマ　「経営者として貫く大切なものは何か」
　　　　　報告者　（株）五日市塗装工業　会長　晴山 祐一 氏

晴山氏は1989年に夫人の父親が経営する五日市塗装工業に入社し、営業と現場監理を1人で担当、
98年に代表取締役に就任。現在は会長に就任し、ご子息に後継しています。
　晴山氏が社長を引き継ぐ年、3000万円の赤字を計上。「根本的になんとかしなければ…リニュー
アル分野で個人を対象にした仕事をしてみよう」と思っていた矢先、相談相手の社長に同友会入会を
勧められました。「すべて悩みが打ち明けられる会の魅力にひかれて即入会」し早速経営指針作成に
とりかかり「とにかく社員が喜んで仕事ができる会社にしたい」と、社内で夜を徹して話しあいました。
それから現場ごとに経費、粗利益率、工事金額を社内で公開し、目標達成度合いを◎○△×の4段階
で評価。現場の職人が直接お客と話しをする機会を多く持つようになり、若い職人の丁寧な対応が
評判になりました。
　そうした中、晴山氏は病に襲われます。会社にも同友会にも出られない日々。社員に任せるしか
ありませんでした。後継として社内から社員を指名しますが、苦労しながら積み上げる中で、学生時に
同友会で東日本震災の復旧支援にも関わったご子息が、後継に手を挙げてくれました。
　どうして苦しい中を乗り切れたのか。積み上げた想いを承継することができたのか。ご自身の半生を
振り返っていただき、経営者として貫く大切なものは何かをお話いただきます。

参加費　例　会　 500円（資料代、お茶代）
　　　　納涼会　5,000円（予定）