同友会は ”自立的で質の高い” 企業づくりを目指しています

行事予定

ホーム行事予定

県北支部8月例会(親子リレートーク特別例会)

日付 8月7日(水)
時間 17:00〜19:30
予定 県北支部8月例会(親子リレートーク特別例会)
会場 二戸市なにゃーと会議室
主催 県北支部
詳細
内容

テーマ「本当に引き継ぐべき大切なものは何か」(仮)
    ~学んで実践、進化、深化、そして発展し続ける企業をめざして~

報告者 (有)小川原自動車鈑金 代表取締役 小川原一成氏
                専務取締役 小川原 航氏

 小川原自動車鈑金、社長の小川原一成氏は、後継者として東京の大学を卒業後、首都圏での勤務を経て
盛岡に戻りました。一成氏の父親であられた先代社長は、「背中で会社も社員も牽引する」カリスマ経営
者でした。父親への反発の想いは強く、後継の悩みをぶつける場所もなく苦しい想いで過ごしていました。
しかし十分な継承の時間もないままお父様が他界。その後即後継しますが、思うように自分の考えを整理
できない毎日を過ごしていました。そんなときに飛び込んだのが岩手同友会でした。
 入会と同時に経営指針を成文化に挑戦。漸く自分の想いを言葉にし、明文化することができました。そ
して同友会の社員教育の考え方に共鳴した一成氏は、社員共育委員長を長く続け、社内でも考え方を大切
にする“共育”を掲げ、一人ひとりの社員と向き合ってきました。大粒の汗をかきながら感情を全身で表現
し熱く牽引するその姿は、常に圧倒的でした。
 対して専務の航氏は、冷静沈着で社長とは対照的な性格に周囲からは見られていました。しかし社長と
同じく自らで飛び込んだ「経営指針実践塾」での成文化への取り組みでは、一成社長とじっくり話し合い、
短期間でこれまでの先々代から続く体質を一変させるような、取り組みを次々に打って行き、業績を大き
く進展させてきました。
 「先代の積み重ねてきた想いを深化させただけ」と話す航氏。「あいつは俺ができなかったことを、ス
マートに実現してしまう。なかなかやるんだよ」と話す一成氏。二人の想いを繋げたものは何か。そして
次にめざす未来の姿とは何か。互いにリレーしながら、ご報告いただき、「引き継ぐべき大切なもの」を
ご参加の皆さんと一緒に探ります。

参加費 500円(資料代・お茶代)