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第16期人を生かす経営・経営指針実践塾 発表会を開催
第16期人を生かす経営・経営指針実践塾 発表会を開催 かかわりあい、問いかけあえる真の仲間づくりへ ~自らが自らの力でつかみ取った「よい経営者」「よい会社」への羅針盤 8月5日、6日の2日間、アートホテル盛岡にて第16期人を生かす経営・経営指針実践塾の発表会が開催され、全員が無事発表することができました。当日は社員や家族が来場する方もあり、会場は感動的な雰囲気で包まれました。 今回は県内各地から8名が受講、のべ40名の実行委員会体制で4月から5ヶ月にわたるスケジュールが組まれ、経営指針の成文化へ向け、経営理念、10年ビジョン、経営方針、経営計画、それぞれを毎月定めた課題をもとに、5ヶ月かけて検討を重ね、策定していきました。
16期の最大の特長は、受講生8人を4人ずつの2グループに分け、更に一人ひとりにサポートチームが付き、オンライン含め補講を5ヶ月で約50回重ねたことです。毎月1回、2日間の発表と検討の時間へ向けて補講を重ねていきます。こうした積み重ねで、経営者としての責任をあらためて自覚し、それぞれの会社の正確な現状認識を可能にし、会社の将来像を具体化することができます。また実行委員にとっては、こうした受講生の変化が自らと重なり、大いに刺激を受け、自社で経営指針を実践に移していくための契機となります。
互いに切磋琢磨できる、真の仲間づくりをめざそう 実行委員会 委員長 川村武司氏(杜陵テクノ(株)代表取締役)
皆さん本当におめでとうございます。同時に恐らく本当に辛かったのではないかと思います。でもそれは、自分自身に真剣に向き合ったからだと思います。その強さが強いほど、苦しかったのだと思います。この間は、特別な時間だったと思います。私自身も16期のこの5ヶ月の時間が特別な時間に感じました。本当に様々なことに気づかせていただきました。むしろ皆さんに感謝申し上げたいと思います。
ただ感動に浸る余韻は今日までだと思います。今度はこの指針をどう実践するかという、厳しい時間と向き合う日々が始まります。もちろん会社の数字も良くしていくことも、社員が成長できる会社づくりをしていかなければなりませんが、もう一つ大切なことは私たちが体験したこの5ヶ月の関わり合いを、地域の中で悩んでいる、苦しんでいる経営者に伝え、一人でも多く一緒に学び合える経営者を巻き込んでいくことが必要です。私自身も沢山の地域の経営者を巻き込みたい。心から思います。でも、いい会社ができていないと、それが実現できないんです。
自社が自立すること。それは一人ではできません。社内はもちろん、家族もそして地域の経営者皆で切磋琢磨し、ときには互いに指摘もしあい、成長していくことが必要です。ぜひ皆さんから見て、私自身も足りないところがあれば、どんどん「委員長だめじゃないか」と言ってください。そんな学び合い、成長できる場をつくっていきたい。それが真の仲間なのだと思います。いかに実践したか、よい会社を具現化したかを問いかけ合える仲間をともに、めざして参りましょう。
第17期経営指針実践塾は来年4月開講
岩手同友会の経営指針学びと実践の循環は、昨年の15期そして16期の実践塾を通して強固な仕組みと地盤ができました。これからも年間を通じて「気づき合い」、「学び合い」、それぞれの「会社、地域で実践し合い」の積み重ねを続けて参ります。
10月からは経営指針の社内、地域での実践のための「2022中小“輝”業への道・実践塾~経営指針実践講座」が始まります。そして来年3月には経営指針初級講座が。4月には第17期人を生かす経営・経営指針実践塾がスタートします。
経営労働委員会が主催するこのすべての講座に、会員の皆様はどなたでも参加できます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。