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2023.12.14 活動報告

岩手リアス支部12月特別例会~わくわくする未来へのビジョンを一枚の絵に

会場全体に感動が広がった岩手リアス支部特別例会
~新潟同友会代表理事 (株)給材 宮崎 伸洋 氏報告~ 

 岩手リアス支部12月特別例会が、12月14日(木)陸前高田一本松ホール  開催されました。今回の例会では岩手リアス支部の河野通洋支部長((株)八木澤商店代表取締役)、橋詰真司地区会長((有)橋勝商店代表取締役)が支部会員の皆さんを丁寧に訪問しながら声をかけ、当日はゲスト7名を含む51名が参加し、熱気溢れる例会となりました。
 新潟同友会は東日本大震災後、旧気仙支部への支援など、何度も交流を重ねてきました。今回も新潟から陸前高田を18回目の訪問という報告者の(株)給材 代表取締役 宮崎 伸洋 氏(新潟同友会 代表理事)と一緒に4名の会員の皆さんに参加いただきました。

わくわくする未来へのビジョンを一枚の絵に
 「物語は学校給食から 」~あなたは何屋さんですか?~をテーマにお話いただいた宮崎氏は、1968年創業の給材が、学校給食や保育園給食の食材販売を専業として子ども供たちに「安心」して食べてもらえる食、何の疑いもなく「安全」が確認されている食、
皆が笑顔で「美味」しそうに食卓を囲む、そんな商品をお届けすることが給材の責任だと話します。そして「お客様も社員もわくわくさせる」が大切なテーマと続けました。
 13年前に社員から出された不満の山。そこに真摯に向き合い、一人ひとりの面談から出た提案や気づきの声をすべて受け止め、会社の数字も包み隠さず出しながら向き合ってきた日々、そして3ヶ月かけて作成したという最後に紹介した10年ビジョンを描いた絵には、数々の社員の笑顔、社員の夢が描かれていました。
 参加した社員からの感想では「宮崎さんの話を聴いて、『もっとこうしたら会社が良くなるのでは』というアイデアが頭の中で溢れ出し、それを社内で共有したくてワクワクしています。私はカフェで接客していますが、その狭いカフェの中だけではなく、会社全体、町全体、地球全体のことまで考えて行けたらより良く、楽しくなっていくと思いました。」とのメッセージも会場から寄せられ、宮崎氏の人間性とともに、社員一人ひとりが経営理念をいかに大切に思っているか、会場全体にその感動が伝わった特別な例会となりました。