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2024.02.12 活動報告

岩手大学中島ゼミ/環境マネジメント演習・発表会~岩手同友会で“学生地域会社”を提案

2月7日(水曜日)、岩手大学の中島清隆先生のゼミ、環境マネジメント演習の発表会が岩手同友会の事務局で行われました。当日は田村滿代表理事、村松幸雄相談役に参加いただき、2時間に渡る学生の発表と企業経営者からのアドバイス、コメントをもとに意見交換が行われました。

地域内エネルギーシフトの循環を具現化へ

これまで岩手同友会では、岩手大学人文社会学部の中島清隆准教授と毎年「地域中小企業の環境経営」をテーマの主軸に据えて、環境マネジメント演習ゼミを開催してきました。東日本大震災前は、「中小企業における環境報告書の作成支援」を行ってきました。震災を経て岩手同友会がエネルギーシフト(ヴェンデ)に取り組み始めると、中島准教授が岩手同友会のドイツ・オーストリア・スイス欧州視察に5度にわたり参加いただき、その後企業のエネルギーシフトの実践に学生を同行し経営者に意見を提起するなど、10年を超える取り組みを重ねて来ました。3年前からは学生が実際に地域内のエネルギーシフトを具現化する「学生模擬会社」を実際の立ち上げをイメージして計画を作成する取り組みにまで発展昇華させることができ、今回その完成発表会となりました。

この企業を本気で続ける気はないの?

4人の学生は緊張しながらも自分たちの会社名、明確な経営理念を掲げ、この企業ではどんなサービスを行うのか、またそれは何のため誰のためなのか、まで熱く説明しました。発表を聴いた田村氏は、「自分たちの描く理念に基づいて商品やサービスを提案しいる姿に感動した。一つだけ質問したいが『地域のお客様のニーズに合わせて』とあったが、ニーズはつくるものではないか。少なくとも中小企業ではそういう意識が必要だと思う」と率直に学生にぶつけました。学生は困りながらも、「まだ私たちにはそこが足りない。ないならつくる、という意識はなかった。大きな気づきだ」などと応対。これまで平泉ドライビングスクールを訪問し断熱改修の考え方もじっくりと学んできた学生達だからこそ、キャッチボールができるほど成長した姿に、田村氏は感服しきりでした。また村松氏からは、「これだけの企業イメージができたなら、このままやめてしまうのはもったいない。本気で続ける気はないの?」との問いかけもあり、学生が「どうすれば続けられるのか、考えてみたい」と応じるなど、学生と経営者が一緒になって地域でのエネルギーヴェンデに取り組む意義を深く感じた時間となりました。