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県南支部特別訪問例会~訪問例会でしか触れられない現場の息づかい、社員の躍動
数々の工夫を実際に見て触れて学んだ特別訪問例会
~(株)東北ウエノ 県南支部特別訪問例会~
県南支部では「企業変革支援プログラム」の経営課題から今年一年の例会テーマを決
定し、一年間取り組んでいます。12月は「付加価値を高める製品やサービスの企画・開
発・設計」がテーマです。
県南支部12月特別訪問例会が12月19日に(株)東北ウエノを会場に、9名の参加で開催されました。
初めに(株)東北ウエノ代表取締役 鈴木雅彦氏から、経営理念として「適材適包」を掲げていること、「商業梱包」と「輸送梱包」の違い、「輸送梱包」に特化していること、安全に効率よく運ぶ必要性と環境に配慮した緩衝材の提案などについてお話しいただきました。また量産は外注し、お客様のニーズを聞いて営業・設計が意見交換をしながら提案をしている流れについても教えていただきました。
訪問してわかる社員のやりがいあふれる表情
工場では、それぞれの担当の社員の皆さんにご案内いただきながら、実際の製品や機械の説明、質問にも答えていただきました。軽い素材なのに強度があったり、使い終わったらコンパクトに畳める通い箱など、商品を安全に且つ効率よく運ぶための様々な工夫が紹介されました。
その後実際に機械を使用して加工例を実演していただきました。説明してくださった社員お二人からは、仕事に対するやりがいが感じられました。
参加者からは「知らない世界を見ることができ、面白かった」「輸送時のリスクを表にしてお客様に提示をしていることに驚いた」「梱包ってあまり意識した事なかったけど面白い」などの声があがりました。
沢山の製品を丁寧に説明いただき、参加者からも質問が数多く出され、時間いっぱいまでお時間をいただきました。県南支部今年最後の例会でしたが、充実した学びの時間となりました。(文;県南支部 千葉厚氏提供)