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第21回経営研究集会 in 盛岡 開催のお知らせ
岩手県中小企業家同友会 第21回経営研究集会
「いわての新時代を始めよう」~学ぶっておもしぇじゃ From 盛岡
◇日時 2023年11月22日(水)13:00~
◇会場 アートホテル盛岡
◇参加費 10,000円(基調報告・分科会及び懇親会)
基調報告・分科会のみ 4,000円 / 懇親会のみ 7,000円
◇タイムスケジュール
13時00分 開会/ 13時25分 基調報告/ 15時00分 分科会 /19時00分 懇親会
◇申込み こちらからお申し込みください。(クリックすると、お申し込みフォームにリンクします)
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☆基調報告 (設営担当:青年部会)
「いこるところに人は集まる」
~我われが業界の、地域の種火になろう!~
報告者 (株)タテイシ広美社
会長 立石 克昭 氏(広島同友会代表理事)
【会社概要】 創業 1977年 年商 17億円 社員数 84名(パート35名)
事業内容 LED電光掲示板システム、防災情報表示システム、各種看板
立石氏は高校卒業後、大阪で看板職人の修業をして帰郷、24歳で起業しました。苦闘期を乗り越え、
小型から大型まで、屋内外の看板製作へと事業を拡大、さらに30年前、LED電光掲示板を手掛けること
になり、「町の看板屋」からデジタルサイネージ(デジタル技術を用いた看板分野)へ進出、業界でも
注目される存在です。
求人活動をきっかけに同友会に入会後、地区会長になったのがバブル崩壊の時でした。自社も地区会員
も仕事がない。こんな時こそ同友会だと「いこる地区会をつくろう!」とスローガンを掲げました(いこ
る‥炭に赤々と火がついた状態)。創業期もバブルも、ここが自社での新たな事業転換へのきっかけでし
た。
「経営者は種火です。何があっても自分がやるんだと覚悟をもって行動すれば、あとから人はついてきま
す。種火がまわりの炭に火をつけるように、会社でも、地域でも、我われがいこっていこう。」と熱く話
す立石氏の報告です。
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☆分科会(各分科会の報告内容は研究集会のチラシ案内を添付していますので、ダウンロードして確認ください)
【第1分科会】(設営担当:盛岡第2地区会)/メインテーマ<労使見解>
「社員の夢が叶う企業づくり」
~『看板業』から『情報伝達業』へ
報告者 (株)タテイシ広美社 会長 立石 克昭 氏
創業当初は仕事が少なく、辞める社員も多く、大変な苦労をされました。また、技術革新により、これ
まで培った技術が役に立たなくなったこともありました。時代が大きく変わり、悩み続ける中、自社事業
を「情報伝達業」と見直しし、社員と共に経営指針をもとに変革に取り組み、全国から仕事依頼が来る会
社に大きく転換しました。
「経営者は社員に夢を与える仕事。社員に行き先を示し、社員と共に社員の夢が叶う企業づくりをする。
それが、結果として自社の本当の存在価値・利益につながる」と話される立石氏。基調報告を受けて、更
に分科会で深く学び合います。
【第2分科会】(設営担当:盛岡第1地区会)/メインテーマ<社員教育>
「私が現場にいなくとも良くなった理由」
~経営指針の成文化から実践、コツコツ積み上げた5年間~
報告者 農事組合法人宮守川上流生産組合 副組合長 桶田 陽子 氏
「以前は何でも、自分がいなければ」と思っていました。でもそれは、一緒に働いている社員の意欲をむし
ろ抑えていたことに気づいたとき、取り組みのすべてが変化しました。
経営指針を創る会(現経営指針実践塾)終了後、社員の話に耳を傾け、社員共育委員会で学んだことを社
内で丁寧に実践を積み上げることで、社員一人ひとりが互いに力を発揮し合える環境へと変わり始めます。
丁寧にエクセルでシートを作成し、社員が自分で計画を作成、実行できるようになるまで5年間。展望を掲
げながらも、根気よく、粘り強く取り組んだその実践を、ありのままにお話いただきます。
【第3分科会】(設営担当:盛岡第3分科会)/メインテーマ<共同求人>
「休日明けに社員が行きたくなる会社をめざして」
報告者 東北酸素(株)紫波営業所 所長代理 藤原 徹 氏
求人担当として同友会に通うなかで、新卒採用すべきか中途か悩みながら悶々と考える日々。そんななか
SDGsを自分たちで取り組んで良いことになり、無我夢中でゴミの17分別を開始、業績以外で褒められるこ
とに奮起。全力で向き合います。そんななか2021年7月社長が経営指針を成文化。今後営業所でも取り組ん
で行くことが決まり、「さあ」という矢先に新卒採用した社員にも退職者が・・・。そこで社員の声を聴いて
作成した今年のスローガンは「休日明けに行きたくなる会社にしよう」「言いたいことが気にせず言える会社
にしよう」。そしてテーマを「傾聴」にすることでみるみる社員の表情が変わっていきました・・・。
【第4分科会】(設営担当:盛岡支部第4分科会)/メインテーマ<地域づくり>
「若者が戻れる場所をつくりたい」
~住む人が本当に住みたい町、人を呼び込む町へ~
報告者 一般社団法人・SUMICA 代表 村上 健也 氏((有)村健塗装 代表取締役)
山あいの人口減少、少子高齢現象が進む住田町で塗装業を営む村上健也氏は、ケセンロックフェスティバルな
どを通し、「若者が戻る場所」を常に意識して取り組んで来ました。そして「住む人が本当に住みたい町、人
を呼び込む町へ」向け、古民家を改修した「まち家世田米駅」を立ち上げ明治後期建設の住宅の部材をできる限
り当時のまま残したレストランやコミュニティーカフェ、交流スペースなどを配置、小さな子どもたちから高齢
者まで幅広い世代の住民が訪れ、町のにぎわいの拠点として活用されています。「自分たちの街を誇れる場所に
するために」~想いを吐露いただきます。