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県央支部7月例会~遠野で開催
県央支部7月例会 あすもあ遠野で開催
7月6日(水)7月例会があすもあ遠野にて行われました。川上塗装工業(株)代表取締役 川上秀郎氏を報告者に招き、「経営者の覚悟がすべてを変える!」~心に火をでっかく燃やす本気の語り場~というテーマでご報告いただきました。
「何のために」を徹底的に問い続けて
2005年に個人事業でアパートの1室を事務所に創業。当時は下請け工事が中心でした。
創業当初、「勢いと男気で起業したものの、仕事はあるのになぜか利益がでない。何故だろう?」と川上氏は思いました。そこで、本格的に経営を学ぼうと同友会に入会し、経営のパートナーでもあられる奥様と、一緒に第5期経営指針を創る会を受講しました。「何のために経営するのか」を徹底的に考え抜き、その後次々と壁にぶつかりながらも、諦めずに実践を継続してきました。
子どもたちが笑える未来をつくりたい!
川上氏は話します。「今、創業から17年が経ち『子どもたちが笑える未来をつくりたい』」という想いにたどりつきました。地球にとって、環境や経済、社会と世界が一丸となり取り組む課題がたくさんあります。先人達が作ってくれた道を引き継ぎ、子ども達に道を繋ぐためには行動が必要です。そのために、新たな事業分野の開拓にも挑戦し続けてきました。今度は社員と共に全力で仕事を通じて、取り組んでいくことだと思っています。
ひとりの人間として、実現のために経営者は、命がけで取り組む。すべてを自分ごとと捉え、『何のために経営しているのか』を考え抜き、そしてやりきる。変化させ続ける強さが必要だと思います。」
経営者の覚悟を徹底的に深堀する
その後、どのようにして元請けに変化させていったのか、また子どもたちの未来のためのホワイトルーフプロジェクトや地域に根付いたソノツヅキ事業など、経営指針をもとに具現化してきた数々の事業の詳細を紹介いただきました。
川上氏の全身全霊の報告に、経営者が覚悟を持って本気で行動を起こすことの意味を学び合った例会、グループ討論となりました。