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2024.01.25 活動報告

2024新春講演会・交礼会開催~「新たな危機を新たなチャンスへ、まさに今が正念場」~私たちがつくる未来に向けて、中小企業への大きな期待~

少子高齢が急激に進みゆく日本を救えるのは中小企業

2024新春講演会が1月25日(木)、88名の参加でホテルメトロポリタン盛岡本館にて開催されました。「新たな危機を新たなチャンスへ 今何が必要か?~中小企業の魅力を地域で発揮する」をテーマに拓殖大学教授山本尚史氏が基調講演。危機をチャンスにする極意、ヒントを沢山いただきました。
 山本氏は現在の

 

少子高齢現象が急激に進みゆく日本の姿として、2050年に都市集中型と地方分散型の未来シナリオがあることを紹介。その分岐が2025年~2027年にあることを指摘し、私たちが今どのような道を選択するかが、問われていることに警鐘を鳴らしました。
 そして更に地方分散型を選択した場合 持続可能シナリオと持続不可能シナリオとが分岐するのは 2034~2037年に迫っていることを掲げ、持続可能な地方分散の実現には 地方税収、地域内エネルギー自給率、地方雇用などについて 地域内の経済循環を高める必要があると続けました。

同友会がひらく地域の未来

 その担い手が同友会型中小企業の躍動。「同友会の出番」であること。まさに地域の未来を決めるのは私たち中小企業。だからこそ労使関係を軸として 経営を変革し 賃金アップを通じて地域の所得を高めることに貢献すること、 中小企業振興基本条例を生かし 地域の未来構想を産学公民金で提唱することに貢献すること、そして地域内の情報交流・取引交流・お金循環を活発にすることに貢献することうを全力で担ってほしいと述べられました。

中小企業が自主的自立の精神で燃え上がれ

 後半では「企業変革支援プログラム」の先見性を力強く示していただき、活用し尽くすことで企業の「健康診断」そして融資前の「定性的事業性評価基準」が理解でき、企業を強くしていく力になること。また中小企業振興基本条例は「使ってなんぼ」であることを敢えて強調し、「中小企業が自主的に自立し自治精神の堅実な活力に満ちた者(火の玉)となって経営変革そして地域を変革する先頭に立ってほしい」との後押しがありました。


行く先が明確にならないと進めない

 2024新春講演会第2部は(株)IOS 代表取締役 中鉢 貴省氏(宮城)に『どん底』から『なくてはならない会社』になぜなれたのか」をテーマにお話いただきました。 片道切符しか持たずに営業に行った日から現在では二つのホテルを経営、数々のホテルからウェブ領域を任され続けるまでになった背景を赤裸々に時間を追ってお話いただきました。
 その鍵は経営者の覚悟と経営理念「何のために」と事業定義「誰に・何を・どのように」の明確化であったこと。そして継続して社員と共に経営指針に忠実に取り組み、それを愚直に継続し続けてきたことを挙げました。

愚直に仲間と学びあい、実践を重ね続けるしかない

 最も厳しく向き合ったのは現状分析だったと言います。わが社のサービス、商品は業界、地域でどれぐらいのシェアなのか。それがどのくらいの市場規模まで伸ばせるのか。その中で生かし切れる自社の強み、持ち味は何か。見えないものをすべて見える化していきました。
 重要なのは経営者の姿勢でした。決して一人で進まず、経営指針を全社で共有しビジョンを掲げ、時間がかかっても社員が納得するまで待ち続ける姿勢が、本当に苦しかったコロナ禍を切り受ける大きな力になりました。「今日の社長の言葉よりも経営指針を最も重要視する」。簡単なようで、最も難しいこうした表裏のない社風づくりが何よりも大切だと言い切ります。
 現在の過去最高売り上げを継続し続ける裏側には、こうしてかたくななまでに同友会の仲間と学び合い、数多くの仲間と切磋琢磨して成長してきた関わり合いの姿がありました。
 その後のグループ討論ではお二人のお話に自分の現在が重なり、身振り手振りを加えながら熱心に討論する参加者の皆さんの姿がありました。

3名がその場で入会

 新春交礼会ではその場で3名の方々の入会が決定。経営指針実践塾の受講も決まるなど、それぞれが今年一年にかける思いを熱く語り合った時間となりました。